港区ちいかわの配当日記

グローバル人材、婚活、大谷翔平について語ります。現在、資産1億円目指して奮闘中です。

株の先天的な才能 勝てるトレーダーの身体的特徴

こんにちは。

港区ちいかわです。

本日は株で勝てる人の身体的特徴についてご紹介します。

 人間の身体ってスゴイ?驚くべき人体のトリビア20選

過去に株のトレーダーと、体内の男性ホルモンの相関関係を研究した一連の成果が発表されていました。

この研究を率いているのは、英国ケンブリッジ大学神経科学者John Coates氏という人物です。

氏はウォール街でトレーディング・デスクのオペレーターを務めたことがある人物でもあります。

最初の研究は、現在の金融危機がまだ初期段階だった2008年4月に行なわれ、Coates氏の研究チームはまず、トレーディングがホルモンの大きな不可逆的変動を生み出すことを示しました。

トレード取引に成功するとテストステロン(男性ホルモン作用を持つ物質の総称であるアンドロゲングループの1つ)のレベルが上がり、過剰なリスク・テイキング(リスクをとる行動)を後押ししました。

一方、取引に失敗したときはコルチゾールのレベルが上がったそうです(コルチゾールとはストレスホルモンで、過度の慎重さを招くことがある)

こうした人間の内的成分、生理学的な傾向が、市場の通常の値動きが暴騰や暴落へと転じる際に、からんでいる可能性があるというのは有名な話ですね。

単純なバリュエーションじゃなく、実際に実物の株券という需給で成り立っているという原点を考えれば。

安く買って高く売る、これはその時々の個々人に合わせた心理状況が大きく働きます。

 

氏の調査は、数日という期間でテストステロンと取引の成功を結びつけたものでしたが、その後の新しい調査はもっと長期的な効果に目を向けました。

『米国科学アカデミー紀要』(PNAS)に掲載された最新の調査結果は、ロンドンのトレーダー44人を対象に、優秀な成績を上げているトレーダーの多くに、人差し指よりも薬指が長い傾向があったと記載されています。

この指の長さの比率は、胎児期にアンドロゲンにどれだけ多く曝されたかということと関係しているそうですが、他方で、胎児期に曝されたアンドロゲンが多いと、成人になってからテストステロンのレベルが上がると考えられています。

人差し指と薬指の長さの比率との相関については、性的嗜好や運動の素質から積極性や攻撃性までのさまざまな特徴がこれまでに指摘されており、この比率が、胎児期に曝されるアンドロゲンという物質によって変わるということです。 
そして、このような胎児期の「アンドロゲン・シャワー」が、成人になってからのテストステロンのレベルを決定づけ、ホルモンを調節する代謝経路を作り、わずか数分のうちに巨万の富が築かれ、また失われるトレーディング・ルームも、こうしたホルモンの流れの影響を受けている可能性があるということです。

 

 

トレードのスピードが速い取引においては、男性ホルモンの過剰が成功に結びつきやすいことは同時に、世界経済の舵取りを、ホルモンのバランスが崩れた意思決定者が行なっているということにもなるます。

俗いうXXショックなどというものは、上記の原理が悪影響を及ぼしている可能性がありますね。

 

 

 

 

研究論文の筆頭執筆者であるCoates氏はこう語る。「トレーディングは身体活動だ。トレーダーは視覚運動的に情報を読み取り、株価に矛盾が見られたら即座に反応しなければならない。こういった活動には、必要な身体的特性というものがある」